ピーカンの木曽駒ヶ岳♪

 ††White Roots††

木曽駒ヶ岳

 

 

■標高■

■形態■

2956m

日帰り

■日時■

■メンバー■

2006年12月23日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

 晴れ

マイカー・バス・ロープウエイ

■登山口■

 ■山域■

長野県駒ヶ根市

 中央アルプス

 

 

 

■コース■

千畳敷(9:35)→乗越浄土(10:40)→頂上山荘(11:15)→駒ヶ岳山頂(11:30-11:45)→乗越浄土(12:25)→千畳敷(13:20)

 

師走だから・・・と言う訳ではなく、抱えているプロジェクトの期限の関連で仕事にギュウギュウ押されつつある今日この頃。
今週もまた週末山に出かけられるのは1日のみです。
今週末は土日共々快晴の予報です。お泊りで山に行きたい所ですが、そういう訳にもいきませんからね(T_T)
でも、こんな大快晴の予報ですから素敵な景色に出会える場所に行きたいな〜、ちょこっと遠出もありで。
・・・と言うわけで、今週末は快晴の千畳敷カールに白い山を見に行こうということになりました♪
しかし、ピッケルとアイゼンもガッツリ持参。
状況が良ければ木曽駒ケ岳までいけるかな〜・・・という小さな期待も胸に出発です!


【1】夏には二度ほど来ている菅の台の駐車場。
いつもギュウギュウイメージですが、この時期はさすがに車もまばらです。
とはいえ、バス停にはバス1台が満員になるほどの人がずら〜と並んでました。
8:12発の始発に乗り込んで出発、立ち乗りの方もでるほどバスは混雑してました。
【2】バスからロープウエイを乗り継いで、千畳敷カールに到着。
登山届けを提出して、さて準備準備、と・・・。
近くに居た団体さん「ハーネスは装着して、ヘルメットは稜線に着いてから着けましょう。」

「・・・・・・。」

周りの方たちの重装備具合に、やっぱり無理無理。アルプスの雪山なんて私達には遠い世界なのだわ〜。
と思ったのですが・・・。

とりあえず外に出てみると・・・な〜んと、なんと、雲ひとつない青い空〜♪
白い世界に大感激!!
こんな素敵な景観が見れただけで大満足ですよ(*^-^*)

【3】南アルプスの壁もド〜ンと!!
展望も最高ですよ♪

 

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【4】こんなに空が青いなんて・・・。
【5】さてさて、アイゼンを装着、ピッケルを持ってカールの底にひとまず降り立ってみました。
上へずんずん登っていく人たちを見送りつつ素敵な景観の撮影に没頭。
だって、だって・・・ステキすぎます〜(*^-^*)
そんな私達をどんどん他の登山者が追い抜いていきます。

【6】私達が停滞している間に、次から次へと登山者がカールに降り立ってきます。
カールの底から動こうとしない私達は、他の方にはラッセルしたくないダメダメな人に映ってるかも(^-^;

 
 

 

 

【7】看板もすっぽり雪の中。
【8】さてさて、他の登山者の方たちを観察していると、ハーネス、ヘルメット、アイスアックス・・・ってな装備の方たちは宝剣岳を目指しているみたいです。
私達がカールの底でぐだぐだしている間にも、既に宝剣岳直下の岩場に取り付いてる方々もいらっしゃいました。
乗越浄土方面に向っている方たちは殆ど私達と同等の装備(もしくはもっと軽装の方も・・・。)

さて、登る気全くナシの白音に対して、らす★は上まで行けるかも・・・と思っていた様子です。
(日本海側生まれの勘??)
既に上の方まで上がっている方の歩き方や積雪の状況等を判断して、とのこと。
ダメだと思ったら引き返そう・・・乗越浄土目指して進んでみることにしました。
【9】青い空に向ってやっとこ歩き始めます。

 
 

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【10】振り返って・・・後からはまだまだ人がやってきます。
【11】見飽きることがない青い空に白い雪山。
・・・で、進む気持ちで歩き始めると前方を歩いてる方にすぐに追いついちゃいそうになります(^-^;
あまり間を詰める訳にはいかないので、追いつきそうになると立ち止まり、また歩いては立ち止まりを繰り返します。
【12】乗越浄土手前では、かなり傾斜が急になりますが、凍結してないので進めそう。
ピッケルをグイッと突き刺して、雪面を蹴り込んで足を食い込ませて進みます。
この冬購入したピッケルは今回2回目の持参、このような斜度の雪面を始めて登ってその必要性と重要さを認識しました。


【13】で、それほど苦もなく乗越浄土に到着。
南アルプスの壁を眺めます。
真ん中には富士山もぽっかり浮かんでますね♪
【14】すっかり雪の中に埋まった宝剣山荘等・・・そういえばつい4ヶ月前に来たばっかりなんですよね。
【15】前方を歩いていた単独男性の方、三脚を取り出してアルプスの壁を見つめてます。
なんだかかっこいいシルエット!
 
 

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【16】宝剣岳の頭。こちら方面に向っていく人たちが結構いらっしゃるのにはびっくり、私達は木曽駒ヶ岳方面に向います。
【17】雲ひとつない・・・と思ったら、雲をまっとった所も。
夏にコマウスユキソウを探しに行った方向かな?
稜線に出るとさすがに風が冷たくなるので、目出し帽を着用。
木曽駒山頂に向けて出発。
【18】遠方に空木岳、写真では迫力ありませんが、目で見たら超ステキで感動〜だったのです(*^-^*)
夏にはここからあっちまで歩いていったんだな〜!
 
 

 



【19】いつか行ってみたい三ノ沢岳。
【20】雲の中、ぽっかり浮かんでいるのは御嶽山かな?
【21】頂上山荘、すっぽり雪の中。
 
 

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【22】中岳を振り返って。
【23】三ノ沢岳、いろいろな角度から何度も撮りますよ〜!
【24】乗越浄土から先、木曽駒山頂までは斜度も少なく歩きやすいです。
風は冷たいですが、好天気なせいか先週の硫黄岳や先々週の天狗岳のときよりずっと暖かい感じがします。
ゆえに、結構な頻度で写真を撮ってました(^-^;

 
【25】富士山と南アルプスの壁を見つめて。
【26】そして、山頂に到着。
先着は2名。
【27】あやしいいでたちの人、下界でこんな格好をしてはいけませんw
 
 

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【28】この稜線の先、コマウスユキソウは雪の中。来年も素敵な花を咲かせてね♪
【29】雪に埋もれていた優しい顔した石像。
山頂の景観を満喫したらなごり惜しいですが下山します。
【30】まだ下からはどんどん登山者がやってきますね。
 
 

 

 

【31】飽きずに富士山。
【32】シュカブラ。光を浴びてキラキラ。
【33】三ノ沢岳と登山者。
 
 

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【34】宝剣岳。人が歩いているのが見えますね。
【35】乗越浄土付近に戻ってきました。もうすぐ日が宝剣岳の頭に差し掛かります。ダイヤモンド宝剣狙いのカメラマンが2名ほど待機してました。
一眼があったら私も待ちたいくらいのタイミングでしたが、コンデジしかありませんしね〜。
一眼欲しい〜!!(←こ〜んな願望が更に高まっちゃいました、さあどうする(^-^;)
【36】伊那前岳方面、こちらにも数名ほど向っていた方がいらっしゃいました。
 
 

 



【37】山荘にはこんなに人が、テントを設営している人も。
これだけ天気も良いですから、きっと夕刻も朝も素敵なんだろうな〜!
【38】さてさて、下ります。
乗越浄土直下の下りは本日一番の緊張する瞬間。
一歩一歩確実に下ります。
【39】そしてゆっくり下っていると、空にふいに雲が流れてきました。
とっても流れが早い雲。
これまでの青一色の空に比べてこの雲がとっても良いアクセント。
雪の斜面に座り込んで雲と宝剣岳の素敵な景色をカメラにおさめます。
 
 

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【40】お日様の方向、流れる雲が太陽を遮って、虹色の光を放ちます。
【41】カールの底に下って、28mm広角を生かして雲と青空と雪の山の景色をしっかりおさめてきました♪
思うように雲が流れてくれるわけじゃないので、キレイに雲が流れてくれるのをゆっくり待ちます。雲待ちして撮った一枚。
【42】カールの底でこの景観をじっくり満喫したら、最後の登り返しが待ってます(^-^;
雪の山歩きはやっぱり疲れるのですっかりシャリバテな二人、この登りがいちばんきつかった(^-^;;

帰りにはソースカツどんをガッツリ食べて、充実の一日終了です。
良い一日でした、クリスマスイブイブの神様のプレゼントのような・・・。

さ〜て、明日(日曜)は仕事、仕事、今日の分頑張らなきゃね(T_T)

 

■駐車場情報■
《\400/1回》
 菅の台バスセンター駐車場に350台ほどの駐車スペース。ここから、バス、ロープウエイを乗り継いで千畳敷カールまで移動します。

 

 

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