アカヤシオ♪

 ††White Roots††

袈裟丸山

 

 

■標高■

■形態■

1908m

日帰り(前日車泊)

■日時■

■メンバー■

2006年5月21日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

 晴れ

マイカー

■登山口■

 ■山域■

 群馬県

 

 

 

 

■コース■

 折場登山口(5:45)→賽の河原(6:50)→小丸山(7:45)→避難小屋(8:00)→前袈裟丸山(8:45)→後袈裟丸山(9:20-10:05)→前袈裟丸山(10:50-11:05)→避難小屋(11:50)→巻き道→賽の河原(13:05)→折場登山口(14:00)

  

 アカヤシオといえば袈裟丸山。今年のアカヤシオ山行の締めくくりとしてこの山に行きたいと計画してました。袈裟丸山の例年のアカヤシオの見頃は大体5月上旬から中旬ごろみたいなのですが、インターネットで得られた今年のGWの情報ではまだ残雪も多く、蕾も固いらしいということ。その情報を見た時点では例年より花期は遅れるかなと予想、大体5月下旬頃かな?その後は有力な情報が得られず、最盛期は5月27、28日の週だろうな〜と考えてました。その週は他に行きたい山があるので、少々フライング気味になるかもしれないと思いつつ出かけてみました。ちなみに出かける前のアカヤシオの開花状況の予測。賽の河原周辺→見頃であってくれたらいいな〜。小丸山周辺→まだでしょう。だったのですが・・・。
前日夜の2時ごろ登山口の駐車場に到着しました。既に数台の車が就寝準備もしくは就寝中でした。百名山でもないのに結構居るもんだと思いつつ我々も就寝。
朝、5時ごろ目を覚ましたのですがなんと既に駐車場が満杯!まあまあ広い駐車場なのですが・・・。そして絶え間なくぞくぞくと車がやってくる。みんなUターン。前日入りしておいて良かった。朝食を済ませてから出発です。 


【1】登り始めてすぐ、いきなり出現する分岐、聞いてないぞ〜地図にも載ってません。[一般コース]と[健脚コース]に分かれています。ひとまず健脚コースを進みます。こちらにはミツバツツジのとスミレ類が咲いてました。数分登るとすぐに道が合流しました。あ、こんなに短いのね(^^;健脚コースも何が健脚なのかわからないくらい普通の良く整備された道でした。
【2】チゴユリ発見。あんまり数はなかったけど。
【3】朝の風が涼しくて心地よい。新緑がとっても気持ちいい♪前日行った草戸山とは大違い(^^;

 

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【4】最初に現れるのはトウゴクミツバツツジ。淡い紫色がとっても素敵です。
【5】まもなく進行方向左手側が開けてきます。袈裟丸山が姿を現しました。グルッと回り込んであの山頂まで。結構登り応えありそうです。
【6】滝が見えます。滝の周辺、鮮やかなミツバツツジの淡いピンク色が彩りを添えます。あんまりこの写真じゃわかりませんね(^^;

 
【7】笹原が広がる尾根をのんびり登ります。あまり急登ではないのでさわやか〜ここちよい♪のんびりハイキング気分。
【8】アカヤシオの花が見え始めました。あれ、花つきかなり悪いぞ〜。
と、下を見ると・・・。
【9】地面に散乱したアカヤシオの花。あちゃ〜遅かったのかな?予想大はずしました。

 

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【10】スミレちゃん。またしても歩いている時は葉の裏側をちゃんと確認するのを忘れた。でも、家に帰って写真を整理していたら、少しだけ葉っぱの裏側が見えていた写真があった。葉の裏側は紫色です。ということはフモトスミレですね。
【11】この辺りがつつじ平なのかな?なんとか花が残っているアカヤシオを写真に撮りますが、遠目には結構いいんじゃないのと言う風に見える木もちょっとはありますが、近くで見るとお花はもうヨレヨレ。今にも落っこちちゃいそう。まいったな〜。
予想ではまだ最盛期には少し早めなんじゃないかと思ってたぐらいなので、この辺りでの開花を期待して弓の手コース選んだんだよな〜。
こんなことなら搭の沢コースを選べばよかった、寝釈迦見たかったな〜。な〜んて今さらだな〜、とらす★と話しつつ・・・。
【12】立派な展望台が現れました。これ、階段がありません。一瞬、どう登るんだ?って思ったけど、垂直に登るのですね。山ノボラ〜たるもの階段なぞ必要なし・・・ってね。

 
【13】赤城山方面の景観。ホントはアカヤシオが最盛期ならここからアカヤシオのピンク模様が華やかに見渡せるんじゃないかな?
【14】賽の河原に到着。
【15】高度を上げていくと少しは楽しめるようになってくる。アカヤシオの中を白音歩くの図。

 

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【16】あれ、白い花。シロヤシオ・・・とは言わないから、白いアカヤシオ?なんだか変な感じ(^^;
【17】小丸山山頂に到着。ここまでくればアカヤシオもまあ満足できるくらい咲いてます。
【18】避難小屋に到着。数人の人が休んでました。金属製なのですね。なんだか核シェルターのよう。(見たことないけど(^^;)そんな感じのイメージ。
 

 
【19】先に進みます。避難小屋から少し進むと、進行方向左手、なんともピンクい山が見えます。すごーい、あれみんなアカヤシオ?あそこに行きた〜い!でも残念ながらあっちには登山道がつながってないんです。
【20】前袈裟丸山頂に到着。
【21】八反張部分は通行禁止との看板。はい、ここから先は自己責任区間です。
とはいえみなさんどしどし進んでいきますが(^^;

 

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【22】しばらくはほとんど危険はなさそうな登山道。そして、ここが八反張かな?
進行方向左側が崩れています。まあ、今日は天候もいいのでとりあえず大丈夫。
残雪があったり天候が悪い場合とかはこわいかな?
【23】八反張を渡ってすぐ、数人連れのおじさんがここにはユキワリソウが咲くんだと崖の下を覗き込んでいる。
同じように覗き込んでみるが良くわからない。
ユキワリソウはもう花期は終了しているだろうから葉っぱじゃわかんないな、と思いつつ先に進む。
と、目の前にサクラソウの群落が現れる、しかし花期はまだ先。
けっこうありそうなので咲いたらすばらしそう。6月上旬あたりかな?
きっとシャクナゲと同時に楽しめそう。
後に家で調べてみてわかったのですが、我々はユキワリソウ=(オオ)ミスミソウだと思っていたのだが、この辺りに咲くサクラソウは、サクラソウ科のユキワリソウという名前のよう。どうやらおじさんがユキワリソウと言っていたのはこのサクラソウのことのようです。勉強になった。
【24】後袈裟山頂に到着。結構、人がいます。別の登山口から登ってきた人も多いみたい。
今日は空気がさわやかで気持ちよいのでのんびり休憩♪
 

 
【25】山頂にあったシャクナゲのつぼみ。
前袈裟から後袈裟の間のシャクナゲはまだほとんどつぼみも固い感じでしたが、この写真のはもうすぐ咲きそうですね。
【26】見えているのは武尊山かな?
山頂は気持ちよくって結構まったり長居したな。
【27】さてさて、後袈裟山頂を後にして戻ります。
途中で我々を追い越して行った若いお兄さんが、山頂気持ちよくって寝ちゃった、って。
写真は前袈裟方面。
写真だと見えないけど、山頂から少し下った岩々の部分に人が一杯。
前袈裟山頂も丁度ラッシュの時間でしょうか?

 

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【28】リンドウちゃん発見。こちらはちゃんと生え際確認。
フデリンドウです。
リンドウはその後下りで、賽の河原周辺以降にちらほら見ることができました。
のぼりの時は全く気づかなかったのですが、ほんとに小さなお花なので一度「ある。」という認識がつかないと結構見落とすみたい。一度、ここにはあるんだなとわかると次から次に目に付くようになる、人間の目って不思議です。
【29】日光連山方面。前袈裟山頂は人が一杯!少し休息した後に下山。前袈裟から下り、これから登る人、下る人、沢山の人でごった返していて渋滞になってました。先週の両神より人多いのでは?
渋滞に巻き込まれてスローペースで下ります。
【30】避難小屋にやっと到着。帰りは巻き道を通りました。
ここいらへんで渋滞も落ち着きます。山桜の木が満開。
 

 
【31】巻き道、良かった!アカヤシオの木が両脇に沢山。
行きに上を通った時に、下のほうにアカヤシオの木、結構あるなと思ったんです。
巻き道を通るとアカヤシオの木々の間を通り抜けるような感じです。
【32】ちょっと脇道にそれてお花見休憩をすることにしました。
脇道に入ろうとしたとたん、らす★が顔面からおちるように大派手にぶっ転ぶ。
何事?どうも手をかけた枯れ木が折れてバランスを崩したようです。あんなに派手に転んでいる人みるのは久々、周りに居た中高年の方々もびっくりしてかなり注目の的に・・・。いや、危険な所じゃなくってほんと良かった。らす★は足に中程度の打ち身のダメージ。でも歩けなくなるほどでもなかったようで一安心。
騒ぎが落ち着いた所で、アカヤシオを眺めつつネーブルを食べる。うまい!
事前にネットで袈裟丸を調べていて、この辺りのアカヤシオは今日みたよりもっとゴージャスに咲いている写真を目にしたのですが。この辺りは多少、花は落ちているものの、花期からはそうずれていない印象なのにもかかわらず、その写真と比較するとちょっとスカスカなように思います。色んな所で言われているように、やっぱり今年のアカヤシオははずれなのでしょうか?
【33】タチツボスミレ。結構咲いてました。

 

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【34】こんな新緑の雰囲気が結構綺麗だな〜って思えました。

【35】草むらの影にひっそりとショウジョウバカマが咲いているのを見つけました。

【36】シロヤシオがわずかに咲いてました。登山口からはそう離れていない所です。もう少し歩けばあるんじゃないかと思って、行きにはスルーしてしまったのですが、結局なかったので帰りに改めて写真を撮りました。
 下山後、駐車場はやっぱり満杯、我々の車に観光バスが前づけされていてびっくりしました。(運転手さんはいたので当然よけてもらいましたが(^^;)いやはや、すごい人でした。しかし、ここのアカヤシオの木の量は半端じゃありませんね。来年、再来年、その次・・・。いつか当たり年の最盛期を見てみたい。それまで毎年この時期ここに通うことになるかな?

 

■駐車場情報■
《無料》
 折場登山口に10数台分の駐車スペースがあります。簡易トイレも1つあります。この日はバスも何台も来ており、溢れた車は林道沿いにかなり遠くまで駐車していました。

 

 

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