ニリンソウ♪

 ††White Roots††

両神山

 

 

■標高■

■形態■

1723m

日帰り(前日車泊)

■日時■

■メンバー■

2006年5月14日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

曇り後晴れ

マイカー

■登山口■

 ■山域■

 埼玉県

 

 

 

 

■コース■

 日向大谷(6:15)→清滝小屋(8:15)→両神山頂(9:30-9:55)→清滝小屋(11:15-11:20)→日向大谷(12:40)

 

 本日の目的地は両神山です。ニリンソウとアカヤシオが目的。先週の火曜日に両神山に行った、tacoballさんのニリンソウの写真が素晴らしかったのです!(→http://blogs.yahoo.co.jp/tacoball3/34220249.html
この時期、アカヤシオが見頃になりそうなこともあって候補地の1つにしてましたが、このニリンソウにノックアウトされました。アカヤシオも見頃でニリンソウの大群落もあったら行かない手はありません!しかーし、始めは相棒がなんだか乗り気じゃなかったのです。GWの疲れがあるせいかな?と思ってたのですが、どうもそれだけじゃなかったみたい。
一つは、今度、両神山に行くなら八丁峠から行こうと言っていたので、週末の天気の悪さもあって不安があったらしいのと、二つ目は、3年前に両神山に登った時、白音の膝痛がかなり悪い状態になって大変な目にあったことがどうもトラウマになっている様子です。
しかし、今回一番見たいのはニリンソウの群落!なのでルートは日向大谷からの往復ですので多少天候が悪くても問題なし。しかも、土曜に天気予報を確認すると家のご近所の山よりは秩父方面の方が天気が良さそうである!というわけで、無事両神山に行くことが決定しました。
土曜の夜、車を走らせて日向大谷の駐車場に到着、無料の第一駐車場に車を停めました。先には2台ほど車がありました。
朝、目覚めると上の小屋の駐車場では既に団体さんが出発し始めてました。我々も準備を整えます。まずトイレ、上まで行かないといけないのですね。戻ってみると、マイクロバスの団体さんが駐車場にやってきました。我々が車の中で朝食をとっている周りを取り囲んで準備体操を始めます。なんだか落ち着いて食べてらんないな(^^;
団体さんは先に出発。我々も準備が整ったのでさあ出発という矢先、更に大きなマイクロバスがやって来ました。車をずらしてもらいたいと言うので対応、やっとこ出発。


【1】ガスっているけど案外晴れ間もみえ始めました。
らす★は歩き始めて10分も経たない内に「膝大丈夫?」を連呼、心配性だな(^^;
【2】登山道は新緑がまぶしいです。気持ちよい朝の新鮮な空気を吸い込みつつ進みます。
【3】ミヤマキケマン。


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【4】「八海山」、何で八海山なのかな?と前も疑問に思ったような。
【5】ハシリドコロ。
【6】沢沿いの道、ニリンソウがちらほら咲いているのがここまでにも見受けられましたが、しばらく進むとニリンソウの大群生地に到着します。行けども行けどもニリンソウ。まだ日が高くないので花は閉じてますがすばらし〜!


 

 

【7】目にも鮮やかな新緑とニリンソウの群生。写真撮りまくりです。
【8】清滝小屋到着です。清滝小屋のさくらちゃん。
【9】3年前のさくらちゃんの写真発掘。このころは、あどけなさ残るまだまだ子犬って感じだったのに、立派な成犬になってました。しかし、人懐っこさは変わらず、この大きさで同じようにのしかかって来ます。さすがにコワイゾ(^^;甘えんぼぶりは変わらないみたいですね。(2003年10月26日撮影)

 

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【10】あ、シリーズ山看板だ。白音らはこのスタンダードバージョンはこれがお初です。しかし、前にも来ているので見ていたはずなのですがあのころはあまり関心がなかったみたい。
【11】バッチを購入した後、清滝小屋を後にして進みます。小屋からすぐ、シロバナエンレイソウが大群でお出迎え。
【12】コガネネコノメソウもちらほら。なんだか奇妙なアングル(^^;
 

 【13】産泰尾根に到着。
【14】尾根到着すぐ、最初の鎖場付近。おっと、登りの団体さんに遭遇。よりによってこんな場所(^^;
一番後ろにいる人が我々に気遣って、すかさず、一旦どけて通してあげてと指示をしました。しかし、前の方から「いや、かまわず登るぞ。」と返答が。(なんだか他の登山者のことなぞ知ったこっちゃないという雰囲気です。こんな場所なので仕方ないですが、もっと言い方ないかな?)
一番後ろの人が我々に申し訳なさそうに「抜けれるところで抜いて下さい。」と言う、私は、「ここでは危険ですからもう少し安全な場所に出たらゆっくり抜かさせてもらいます。」と返答。(ここで抜いてくださいという判断はミスなのでは?)
結局、鎖場を過ぎた所で一番最後の人が「止まって下さい。」と言って全員をストップさせて、大量の団体さんをごぼう抜きさせられました。(少しづつ行くっていったのにな〜。)ゼーゼー(;´_`)
【15】せっかく大量に団体さんを抜いたので登山道脇にヒメイチゲがあるのを目にしつつもスルー。大分差が開いた所で落ち着いてお花も撮影できるようになりました。
写真はワチガイソウ?

 

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【16】短い鎖場を通過。
【17】両神神社本社に到着。数人の方が休息中。しかし、ここにいる人数以上に大量のザックが置いてあります。どうやら団体さんがデポしてあるようです。ってことはこの先に団体さんがいるのですね、山頂で一緒にならなければいいな。
【18】アカヤシオの花がちらほら見受けられますが、花つきは今一。つぼみが多いという訳ではなく、おそらく今が一番の見頃のはず。そういえば、今年のアカヤシオはハズレだとどこかで見たことがありますが、両神山もそうなのでしょうか?毎年見ているわけではないので判断できませんが。アカヤシオ自体は石裂山の方が良かったように思います。

 

 

 

【19】ヒメイチゲ。まだお花は開いてません。この子は葉っぱがなんだかキクザキイチゲみたいに見えます。帰りごろには開いているかな?
【20】エイザンスミレ。神社にデポしてあった団体さんとすれ違いました、山頂では一緒にならなくて安心。山頂はとっても狭いので、団体さんがザックをデポしてくれるのは非常にありがたいですね。
【21】ベンチスペースに到着。男性が1人休息中。この場所は展望は無いものの周りをアカヤシオが取り囲んでいて綺麗。人がいるので写真を撮るのは遠慮して先に進みます。ここから山頂への道の脇もアカヤシオが綺麗です。

 

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【22】山頂手前の鎖場。これを登れば山頂です。
【23】到着!ヤッター誰もいないぞーv
あれ?山頂碑変わりましたね。なぜ字が赤?→以前のもの
【24】一番高い所を陣取って景観を堪能。すばらし〜!雲が多くて展望はあまりきかないけれど雲間から覗かせる青空がなんだか心地よいです。
思ったより晴れました♪

 【25】小さな山頂プレートの横に小さなアカヤシオの木。これがなかなか面白い。
しばらくは山頂を独占して堪能していたのですがやがて先ほど抜いた大量の団体さんが登ってきました。
テッペンをゆずってと言うので、邪魔にならなさそうな隅っこに移動。人が納まりきれず通路もなくなる。
なんだか居心地が悪くなったので食べかけていたパンとネーブルをほおばっていそいそと退散。

【26】アカアシオを堪能しつつ下山。山頂エリアのアカヤシオは良かったな。

【27】景色もおさめて。
ベンチ付近で登ってくる別の団体さんと遭遇。団体が登りきるまでしばらく足止めを食らう。アカヤシオをボーっと眺めつつ団体さんを見送る。2つの団体さん、山頂で鉢合わせだな、恐ろしい(^^;

 

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【28】さてさて気を取り直して下山です。下山時にフデリンドウの大株発見!(たぶんここのはフデリンドウみたい、根生葉はなく茎から出てます。)登りの時はフデリンドウは全く見えなかったのですが、帰りに良く見るとあるある。特に、この大株付近は沢山咲いてたな。行きはアカヤシオに気をとられて気づかなかったみたい。

【29】帰りにはヒメイチゲも若干開いてました。全開にはまだ早いみたい。ほとんどは日の当たらない場所に生えているので開くのは遅い様子です。

【30】帰りもアカヤシオを愛でつつ。花つきが悪いと言えど、鮮やかで大きなお花なので、咲いている箇所は登山道が一段と華やかになります。

 

 

 

【31】ユリワサビに似た花だけどなんだかちょっと雰囲気が違うような、この花何?

【32】登りの時に開いてなかったニリンソウが全開です!花が開くとまた群生の圧倒感が倍増します。しばし写真を撮ります、ここでメモリーカード1枚終了です。予備を入れてまた撮る、撮る、撮る(^^;

【33】清滝小屋に戻ってきました。あれ、もう一個シリーズ看板があるぞ!
さくらちゃんを再びかまう。小屋のおじさんがおすわりさせてこれあげてみてってニボシをくれました。
「おすわり!」あれ、なかなかしてくれない。小屋のおじさんがおすわりって言うとしてくれました。で、ニボシをあげる。大好物なのかな?すごい勢いでガブリとくる、手も食べられちゃうかと思った(^^;

 

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【34】清滝小屋から下のニリンソウも当然、撮る、撮る、撮る!枚数多いので、下にフォトアルバム作りました。
写真はクワガタソウ。

【35】下りも新緑がまぶしい。団体さんに数組遭遇。この日、一体どれだけの団体さんがいたのだろう?それなのに個人山行の方って割合的に少なかったな。
それゆえ、団体さんは沢山いたけど、ベストシーズンの割には人が少なかったのかなという印象です。

【36】チゴユリの小群落。登りの時にも気づいて写真を撮ったけど、下りの時のほうが生き生きしてました。

 

 

 

 

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【37】フモトスミレかフィリヒナスミレ?紋入りの葉っぱが特徴的です。
(情報を総合した感じ、前者かな?と同定してます。フモトスミレの斑入り変種、花の形状がこちらに近いため。)

【38】日向大谷に戻るとテントが設置されていて数人の人がハッピを着て待ってました。冷たいムギ茶いかがですか?と言われていただく。そしてバッチもくれると言う。小屋で買ってきてしまったのですが、ちょっとデザインが違ったみたいなのでいただきました。どっちがどっちかわからなくなってしまいましたが・・・。結局何のイベントだったのかはわからず(^^;まあ、バッチを貰えてラッキーです。
駐車場に戻るとバスの台数が増えてました。車の数も増えてましたが、それでもやはり少なめで、第一駐車場にもまだ少し空きがありました。
今日は最後まで膝痛が出なくて良かった。不安だったけど、確実に3年前より良くなっている証拠です。
両神山を後にして、秩父ミューズパークと羊山公園を観光。かなり充実した一日となりました。

 

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■駐車場情報■
《無料》
両神山荘には有料駐車場(500円)がある。それより下に無料駐車場が2箇所ある。それぞれ20〜30台のスペース。トイレは山荘まで上がるか第一駐車場と第二駐車場の間のものを使用する。山荘のトイレは比較的綺麗だが、下のトイレは確認していない。

 

 

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