リンドウ♪

 ††White Roots††

韓国岳

 

 

■標高■

■形態■

1700m

日帰り(前日車泊)

■日時■

■メンバー■

2006年4月30日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

曇り

マイカー

■登山口■

 ■山域■

 宮崎県

 九州

 

 

 

■コース■

硫黄山登山口(7:35)→5合目(8:20)→韓国岳山頂(8:45-8:50)→避難小屋(9:30)→大浪池休憩所(10:40-10:50)→えびの分岐(11:25)→えびの高原(12:20-12:35)→登山口(12:50)

  

 九州遠征二日目は霧島山です。前日夜にえびの高原駐車場入り、数台先客の車あり。寝る準備を整えていると、先客の車から2人の若者が我々の車の方に歩いてきました。
我々「?」
若者「すみません。」
らす★「はい?」(もしかして因縁つけられる・・・のか?)
若者「これからこの駐車場で車で遊ぶのでうるさくなると思いますがいいですか?」
・・・ということでした(^^;

うるさくなるのは当然困るので、車を移動します。
若者にどこかに駐車スペースがないか聞いてみた所、上の方にスペースがあるとのこと。
移動させてみると登山口のまん前でした。
こちらにはトイレが近くにないのが難点ですが、朝もう一度移動させればよいだろうと考えそこで車泊することにしました。
夜の間中、外は強風の様子、明日の天気を心配しつつ・・・おやすみなさい。
 

【1】朝、夜中吹き荒れていた風も多少は治まった模様。
青空も若干見えていて一安心。気が付けばこの駐車場にも車が一杯。
下の駐車場は有料なのだけどここは無料なんですよね。
予定では登山口はここから、下山口は下の駐車場になります。
車を移動するかどうか悩みましたが、ここから出発することにしました。

【2】登り始めは草木のない風景で那須岳のような雰囲気でしたが、ほどなく樹木が現れます。
黄色い花を咲かせた木が登山道の両脇を飾ります。この黄色い花は見たことがありません。
ミズキの花のようだけど、花の付き方はキボシのように数珠状になってます。
後で、キリシマミズキという花であることを知りました。
【3】ここも1合目から順にしっかり標識が立ってますね。

 

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【4】キリシマミズキの花。丁度見頃でした。
【5】キリシマミズキの花が咲いている箇所を過ぎると、変化のない単調な登りとなります。
登るにつれてガスが濃くなっていきます。昨日に引き続きまたもや天気に悩まされます。
【6】8合目の標識を過ぎて笹原を上がりきると韓国岳の火口が見えてきます。
 

 
【7】山頂到着。あれ?9合目の標識は見落としました。ガスで視界は全くありません。
山頂には留まることなく先に進むことにしました。
【8】大浪池方面に下ります。下りは延々と続く木の階段。
【9】オオカメノキ。もう咲いているのですね。

 

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【10】本当なら大浪池を上から見下ろせるはずなのですが、ガスで全く見えません。
なんだかよくわからない植物の写真を撮りつつ。
【11】大浪池の外周コースに到着しました。しかし、すぐに池が見えるわけではないのですね。
左周りのコースを取ることにしました。しばらく池は見えません。
【12】ツクシショウジョウバカマ。見慣れたショウジョウバカマよりとっても小さいです。

 
【13】やがて、池の視界が開ける箇所が現れます。
大きいな〜!カメラで全景入りきりません。
【14】日当たりの良い場所に出るとリンドウが沢山!
根生葉があるのがハルリンドウでないものがフデリンドウだそうですが、これはたぶんハルリンドウですね。
一眼カメラを抱えたご夫婦と出くわししばし会話。
大浪池休憩所から池を一周する予定だそう。
それでは、池の反対側でもう一度出会うんじゃないかな?とらす★。
【15】白花もありました。こっちはちゃんと根元を確認してないですが・・・写真も写してなかった。
でもたぶんハルリンドウかな?

大浪池休憩所手前で、軽装のご夫婦に高千穂河原はどっちですか?と聞かれて目が点?
よくよく話を聞いてみると、高千穂河原からタクシーで、大浪池駐車場まで来たそうです。
地図も持っておらず、ルートがわからないらしい。
我々の地図で確認してみると現在地から高千穂河原まで行くには、
まず韓国岳まで登り、新燃岳、中岳を越えて下る必要があります。
どうやら、韓国岳に登らなくても高千穂河原まで行けると思っていた様子で、登らないと行けないのですか?とご夫婦は唖然としてました・・・。
時間は大体の見積もりで5時間程度、現在の時間は10時を少し回ったぐらい。
行って行けなくもないが、あまりにもの軽装さと地図が無いことが不安。
道々、人にルートを確認して下さいねと声をかけて見送る。
食料・水分とかもほとんどなさそうな雰囲気。かなり心配。

 

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【16】大浪池休憩所に到着。
本来、ここからは韓国岳をバックに大浪池が見ることができるスポットなのですが、残念ながら韓国岳はガスの中でした。
【17】大浪池休憩所から少し進むとヒカゲツツジを発見。
それから更に進むと池の反対側で出会ったご夫婦とまた出会いました。
「あら!」って。ご主人の方が道端の笹の子の写真を一生懸命撮ってました。
「かわいいの見つけたから。」って照れながらおっしゃって、その様子がなんともほほえましく、かわいらしくありました。

【18】池を一周した後には、えびの高原方面に下ります。
この道はあまり整備されていない様子で結構ドロドロでした。
花はあまりありませんでしたが、多数の鳥の鳴き声が元気良く響き渡ってます。
ウグイスの鳴き声に、この子の泣き声は上手だとか、今のちゃんと「ホーホケキョ。」になってなかったぞ〜、とか話しつつ下ります。
シキミの花が咲いてました。
 
 

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【19】しばらく歩くと、キリシマミズキの花がたわわに咲いてました。
ここからえびの高原はすぐです。
【20】えびの高原まで戻ると付近にある「ノカイドウ」という花。ここにしかないらしいですが。
まだ開花には早めでつぼみばかりでした。
と、歩いていると一眼カメラマンの人だかり。何だろう?と覗いてみると一輪だけノカイドウの花が開いてました。
みんな三脚を立ててこの花の写真を狙っている様子です。
三脚の間から「失礼!」って写真を一枚撮らせてもらいました。

【21】駐車場に戻ります。
売店でたかなのおにぎりとサツマアゲを購入して簡単にお昼ご飯にして、これから第二ラウンドに向います!

 

■駐車場情報■
《無料》
 硫黄山登山口の道路脇に10台程度の駐車スペースがあります。また、もう少し登った不動池付近にも10台程度の駐車スペースあり。いっぱいの時には、えびの高原の有料駐車場が利用できます。

 

 

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