綺麗な山容♪

 ††White Roots††

仙丈ケ岳

 

 

■標高■

■形態■

3033m

日帰り(前日テント泊)

■日時■

■メンバー■

2005年9月24日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

曇り時々雨

マイカー(仙流荘)・バス(北沢峠)

■登山口■

■山域■

長野県

南アルプス

 

 

 

■コース■

北沢長衛小屋テント場(6:15)→大平山荘(6:40)→(薮沢新道)→馬ノ背ヒュッテ(8:45-8:55)→馬ノ背分岐(9:05)→仙丈小屋(9:40)→仙丈ケ岳山頂(10:00-10:20)→小仙丈ケ岳(11:20)→大滝ノ頭(11:50-11:55)→二合目分岐(12:30)→北沢長衛小屋テント場(12:55-14:05)→北沢峠(14:15-14:45)

 

 【1】北沢峠2日目です。
前日新規投入した耳栓の威力は絶大でした。
たっぷり寝れたのですが・・・寝すぎました。
いつも目覚まし代わりにしている携帯の音も聞こえなくって早起きするつもりが、
すっかり外は明るくなっているではありませんかorz

 マッハで朝食を済ませて準備、6時過ぎにテント場を出発しました。
写真は大平山荘、きれいですね。
この辺りで始発バスらしき音も聞こえました、テント泊の意味ナシって感じです。

【2】混雑するのはいやなのでバス組に追いつかれないよう歩きましょう。
登山道脇に咲いていたダイモンジソウ。
そういえば、長衛荘の中にも鉢植えのダイモンジソウが飾ってありましたよ。
この花は、花なんてありそうにも無いようなところに控えめに咲いているので、見つけた時は結構うれしかったりします。
【3】木々の合間から鋸岳が姿を見せていました。

 

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【4】そっとのぞくと滝が見えます。
結構遠いし木々に遮られているので見ごたえは期待できませんが、涼しげな滝の音は癒し効果十分です。
【5】この時期は、森の中で目につくのはキノコばかりです。
【6】藪沢沿いに上っていくと視界が開けてきます。やっぱり天気悪いなorz
 木々は若干色づいています。
 

 【7】川岸の登山道脇は、夏はさぞかし盛大な花畑であったのだろうな。
まだ、この季節にも咲き残っていた花がありました。キバナノコマノツメ。
【8】センジュガンピですね。
【9】淡く色づく木々。

 

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【10】後を振り返ると、雲が切れ昨日登った甲斐駒ケ岳が姿を見せてくれました。
【11】ナナカマドが赤い実をつけてます。
葉っぱが色づくのはまだ先のようです。
【12】仙丈ケ岳山頂も顔を覗かせてます。
まだ、山頂にはガスがかかっていない模様。
お願い天気持ってくれ!!急がないと今にもガスの中に隠れそうです。
 

 
【13】馬ノ背ヒュッテに到着。
ガス欠なので行動食をつまんで小休止。
小屋から歩き始めてすぐ、山頂から降りてきた3人連れとすれ違いました。
「あら、昨日も会ったよね。」ってその中の女性の方に声をかけられました。
そういえば、昨日は駒津峰辺りから同じような時間に歩いてらっしゃった方達でした。
【14】馬ノ背分岐から少し進んだ辺りで、ついに雨が降り出しました。
あわててレインウエアを着込みます。
【15】オレンジ色のナナカマド。
高度を上げていくと次第に紅葉めいてきます。

 

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【16】草紅葉は結構いい感じじゃないですか。
【17】仙丈小屋に到着。
この辺りで、前日泊まりの登りの人達にも大分追いついてきたみたいです。
ここまでで、降りてくる人には何組かすれ違ったけど、登っていく人の気配が全く無かったので少々不安でした。
天気が悪い日は、全く人がいないというのはちょっと不安要素です。
【18】小屋からは20分ほどで山頂に到着。
昨日の甲斐駒では誰もいない山頂を満喫できたので、今日ももしや…と思ったのですが、
さすがに何組か先客がいました(^^;。
この辺りで雨の方はやんだのですが、相変わらずガスガスで景色も楽しめないので
早々に小仙丈ヶ岳方面へ下山です。

 

 

 

【19】ガスガスであまり視界が利かないのが難ですが、あたりは赤く色づいています。
なんだか昨年の鳳凰山を思い出します。
あの日も、草紅葉は最高でしたが、ガスって視界がありませんでした(^^;
【20】お隣の甲斐駒とは植生が違うのですね、紅葉は仙丈ケ岳の方が楽しめました。
【21】前から単独で歩いてくるおじさんをヒョコヒョコ先導するように歩いている小動物?
子犬か?チワワより小さいぞ?と思ってよくよく見たらライチョウでした。
ライチョウを見ると天気が悪くなるって言うけど、雨の日が好きなのかな?
この日は合計3羽のライチョウを見ました。

 

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【22】小仙丈沢カール沿いの稜線を下ってくると徐々に雲が切れ、
ついに仙丈ケ岳の綺麗なカールを見ることができました。
景色の方は諦めかけていたので感激です。
【23】この後も時々雲がかかるもののしばらくこの景色を堪能することができました。
【24】小仙丈ケ岳への尾根道。振り返れば22,23のような景色がずっと眺められ気持ちの良い道です。

 
【25】この辺りで周りの雲も少し切れはじめ、北岳の山頂が顔を出してくれました。
【26】目を転じると鳳凰山方面も姿を現してくれました。
【27】小仙丈ケ岳近辺からの仙丈ケ岳。よく写真で紹介されているアングルですね(^^;

 

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【28】稜線を彩る赤の主役は ウラシマツツジです。
【29】小仙丈ケ岳を通り過ぎる頃には、再び辺りはガスが濃くなり視界が悪くなって来ました。
さてさて、この後は下山するのみ。
【30】五合目の大滝頭。ここで、藪沢からの道と合流します。
休憩によい石や丸太があり、小休止です。

 

 

 

【31】五合目より下は四合目、三合目と標識があり、目安になります。
二合目で尾根を外れテント場の方へ直接下れる道と分岐します。
我々はテント泊なので直接テント場方面へ。

【32】二合目分岐から歩き始めてすぐ、後から我々に向って男性の怒鳴り声が。

「おい、止まれ。前止めろ。(怒)」
怒ってます。
命令口調です。
全く訳分かりませんヽ(´A`)ノ

怒鳴っているのは二合目の手前で追い抜いた団体のリーダーらしき人みたいですが・・・。
よくよく聞いていると、我々を自分たちのパーティの一部だと思ったみたいです。

快調に歩いているところを止められて、(部員を怒るスパルタ教師のごとく)
怒られて、その上、間違いだと分かっても謝りもしないんです。
ちょっとどうなのでしょうかヽ(`Д´)ノ
自分のパーティーの顔ぐらい把握して欲しいもんだ。

 

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【33】セリバシオガマ。
【34】テント場へ到着。遅出した割には思ったより早く着けました。
小屋でコーラを買って沢で冷やしつつテントをお片づけ。
程よく冷えたころにコーラで一服。
すっかり体の熱も冷めていたので・・・(^^;

【35】テント場に咲いていたヤマハハコ。
結構色々な所に咲いていたのですが、沢山あったが故になんとなく
写真を撮るタイミングを逃してしまっていたので最後にパチリ。

これで2日間の山行は終了です。
バスに乗って帰ります。
北沢峠で30分ほど待っているとバス待ちの人が集まって臨時便を発車してもらえました。
帰りのバスでは、運転手さんが、花や木の名前やら、蜂の巣がある場所とか、
その他もろもろ、いろいろ説明しながら走ってくれて退屈しません。
色々あったけど楽しい2日間になりました。

 

■駐車場情報■

 仙流荘の駐車場は結構広いので3連休初日の始発の時間帯でもまだ空きがあった様子です。(とはいえ、台風が近づいていた連休なので、結構お出かけを控えていた人もいらっしゃるので、快晴の日やら夏や紅葉のシーズンはわかりませんが・・・。)綺麗なトイレも完備されていて、水場もありました。

 

■登山道のコンディション■

藪沢新道、尾根道ともに歩きやすい道です。山頂付近の稜線では多少岩場がありますが、コースタイムも日帰りに無理が無く南アルプスデビューには手ごろな山では無いでしょうか。

 

■膝日誌■

対策:軽登山靴・トレッキングタイツ

痛みの度合い:☆☆☆☆☆

 

 
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