最高のお花畑♪

 

 ††White Roots††

月山

 

 

■標高■

■形態■

1984m

日帰り

■日時■

■メンバー■

 2005年6月25日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

晴れ

マイカー

■登山口■

■山域■

山形県

奥羽

 

 

 

■コース■

姥沢リフト上駅(7:35)→姥ヶ岳山頂(8:20-8:30)→金姥(8:55)→牛首(9:20)→鍛冶小屋跡(10:05)→月山山頂(10:10-11:10)→鍛冶小屋跡(11:15-11:35)→雪渓上部(11:50)→(雪渓上をトラバース)→リフト上駅(12:55)

  

東北遠征初日。本日は月山と蔵王山の2座を予定して出発しました。
まずは月山八合目駐車場に向かったのですが、林道がまだ閉鎖されていて四合目以上進めませんでした。
ここから八合目まで歩くと3時間ぐらいかかると工事関係の方から聞き、それでは蔵王山が登れなくなるので四合目から登るのはあきらめました。
例年はもうこの時期は開通しているが、今年は林道の損傷が激しくて工事が遅れているらしいです。
四合目には工事関係の車両がずらっと並んでいました。でも、なかには登山者の車らしきものも見受けられました。
ここから登っていった人もいたみたいですね。林道は6月29日開通予定だそうです。
我々は姥沢リフトの方に向かいました。


【1】【1】姥沢の方では環境美化協力金が徴収されます。
画像はそのときにもらったステッカーなどなど。
昨年までは一人200円との情報だったのですが、車一台1000円に変わってました。
駐車場代のようなものですね。
*山開き後は200円/人。山開き前は1000円/車のようです。(追記)

【2】まずはリフトに向かいます。駐車場からリフトまでの間に、オオカメノキ、ショウジョウバカマ、タムシバ等が花を咲かせていました。
早速のお花のお出迎えに気分も上々。
【3】リフト乗り場にはニッコウキスゲが咲いていました。
リフトの空中散歩中もいろいろな花を見ることができました。
写真はぶれぶればかりでしたが(^^;


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【4】姥沢リフト上駅に到着。と、いきなり山頂碑。
これから向かう本当の山頂にはこのような山頂碑は立っていないです。
観光客やスキーヤー向けなのでしょうか?
【5】リフト乗り場周辺。ハクサンチドリの綺麗な花を発見。
【6】姥ヶ岳山頂を目指します。まずは、目の前に広がるこの雪渓を登ります。
軽アイゼンを装着して登山開始です。雪上に張ってあるロープに沿って歩きます。

 

 

 

【7】姥ヶ岳に登る途中からの月山山頂方面の景観。いいですな〜o(´∇`)o
【8】雪渓を登り終えると沢山の花々が出迎えてくれます。まずはショウジョウバカマ。終盤のようでした。
【9】とってもかわいらしいヒナザクラ。

 

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【10】チングルマも沢山。
【11】イワカガミも最盛期ですね。
【12】チングルマのお花畑。もー幸せです。


 【13】進行方向左手にはチングルマのお花畑と朝日連山。
【14】進行方向右手にはヒナザクラのお花畑と月山山頂方面の景観。
【15】姥ヶ岳山頂に到着。

 

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【16】ミヤマキンポウゲの黄色い花と近隣の山の景観。美しいですね。
【17】姥ヶ岳山頂から金姥へ。のどかで気持ちよく、木道も歩きやすいです。
【18】チングルマのお花畑が続きます。

 

 



【19】山開き前なのでほとんど人に会いません。ゆっくり写真を撮りながらのんびり歩きます。
山開き以降は人がいっぱいでこんなにゆったりもしていられないんでしょうね。
【20】ヒナウスユキソウが石段の間から花を咲かせていました。踏まれないようにね。
【21】ミヤマキンポウゲも沢山。

 

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【22】イワカガミの群生です。
【23】金姥に到着。
【24】ヤマガラシ。菜の花みたいですね。

 
【25】ニッコウキスゲはこれからですね。まだつぼみが多かったです。咲いているのもちらほら。
【26】石段も歩きやすいのでほとんど疲れません。
しかし、日差しが強いです。日焼け止めを忘れたので真っ黒こげになりました(^^;

【27】牛首の分岐。ここまでで、デジカメの撮影可能枚数の3/4をすでに消費してしまっていることに気づきました。
道理でコースタイムの3割り増しに時間がかかっているわけです。
写真撮りすぎですな。それだけすばらしいということなのですが。
ここからは写真は控えめに。肝心の山頂が撮れなくなってしまっては悲しいですから。

 

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【28】牛首以降は雪渓エリアと雪のない登山道を交互に歩きます。
面倒ならば雪渓上のみを歩くこともできますが、雪のない道を歩かないと花に出会えません。
右下の方にポツンと見えているおじさんはスキーで登って来ています。
意気投合して色々とお話しました。下山時はここをスキーでかーっと滑り降りたのでしょうね。
いいな〜。

【29】シラネアオイ。
金姥から牛首までの間にも見られましたがほぼ終盤。
牛首以降、高度を上げていくと、まだ綺麗に咲いているのがちらほらありました。

【30】ハクサンイチゲ。
白い花の写真はなかなかうまく撮れなくて苦手なのですが、これは可憐な白い色が表現できてちょっとうれしいです。

 
【31】黄色いミヤマキンバイが一面に。大感激です。お花を踏まないように石の上を歩きます。
【32】鍛冶小屋跡に到着。ここまでくれば山頂エリアはすぐです。
【33】山頂エリアに到着。つぼみのクロユリと白いのはイワハタザオかな?

 

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【34】クロユリ。つぼみのものがほとんどだったのですが、咲いている株を見つけました。
これからが楽しみですね。今度はクロユリが満開の時期にも来たいな。

【35】で、まずは三角点を目指して月山神社裏手に向かいました。
登ってきた方向から見て、神社の右手側に回り込んでいきます。途中にあったミネザクラ。

【36】三角点に到着です。ここは1979m地点です。
一番高い部分はやはり神社内のようです。

 

 

 

【37】で、神社内に突入。山開き前なので人はいません。
やはり山頂を示すようなものは特になかったです。
月の形をしたお賽銭箱?がありました。

【38】神社を出て、すばらしい山頂の風景を満喫です。
ミヤマキンバイに近隣の山々。黄色いお花に白い山並みが映えますね。

【39】両脇にこんなに花が咲き乱れている所を歩けるのはとっても感動ものです。

 

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【40】月山神社を振り返って。ピラミット型をしてます。
【41】山頂にはハクサンイチゲが沢山です。
【42】山頂は強風だったのですが。かなりのんびりしました。
この景色を十分楽しまなくてはもったいないです。
予定より時間を食ってしまったので、本日の蔵王山行きは中止かな。

 

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【43】いつまでもこの景色を楽しんでいたいのですがそういう訳にもいかないので下山です。
お昼も下で食べるつもりだったので。下山時に見つけたキバナノコマノツメ。
ミヤマキンバイに比べると目立たないので見落としがちですね。
ひっそりと咲いていました。

【44】・・・で、下山時はこの雪渓を下っていきました。
これがなかなか快適です。
本当は直接駐車場に降りるルートで帰るつもりだったのですが、駐車場方面のルートを示すロープが見当たらなかったので、リフトで降りることにしました。
雪上歩きは初めてなので無理は禁物と判断しました。

【45】・・・で、リフトに戻ってきました。
スキーヤーがいっぱいです。
下山後はまったり温泉コースを選択。蔵王山は明日に変更です。

 

■駐車場情報■

 姥沢に広い駐車場があります。駐車場では環境美化協力金として一台1000円が徴収されます。山開き後は混雑が予想されます。

 

■登山道のコンディション■

 登山道はほぼ歩きやすい木道か石段です。雪渓は緩やかなので我々のような初心者でも楽に歩けました。アイゼンもしくは軽アイゼンはなくても大丈夫かも知れませんがあったほうが無難ですし楽です。

 

立ち寄り温泉: 水沢温泉館

住所: 山形県西村山郡西川町水沢2304

料金:300円

満足度:★★★☆☆
料金は安いですが、休息施設利用は別途200円かかります。露天風呂がないのは悲しいです。泉質は調べても分かりませんでした。ボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤー・ロッカーは無料です。

 

■膝日誌■

対策:軽登山靴・ダブルストック

痛みの度合い:☆☆☆☆☆

リフトを降りてからトレッキングタイツを履き忘れたことに気づきました(T_T)
それほど長丁場というわけではないので痛みが出てもなんとか下れるだろうと、痛みを覚悟して登り始めました。
登りの時点では問題なし。タイツがない分足取りが軽いような、心細いような感覚です。
下山時は雪渓手前の岩場部分はゆっくり慎重に下って痛みが出ずに何とかクリアです。下りの大半は雪渓だったのですが我々は雪渓初体験。どんなものかと思ったら、これがなかなか歩きやすいではないですか。
雪がクッションになって膝の衝撃が吸収されているみたいです。ざくざくどかどか下っても膝に痛みが出てきませんヽ(^o^)ノ というわけで、今回の月山はタイツなしでも膝痛なしですみました。雪渓やみつきになりそうです。

 

 
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