シャクナゲのトンネル♪

 ††White Roots††

太郎山

 

 

■標高■

■形態■

2367m

日帰り

■日時■

■メンバー■

 2005年6月11日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

曇り

マイカー

■登山口■

■山域■

栃木県

日光連山

 

 

 

■コース■

林道出合(8:00)→新薙(9:45)→花畑(10:00)→太郎山山頂(10:20-10:35)→花畑(10:50)→新薙(11:00)→林道出合(12:25)

 

【1】林道出合の駐車スペースより登山を開始します。この日ほかの車が全くなく、砂防ダムの小さな空き地が駐車スペースとは気づかず危うく通り過ぎて林道を突き進んでしまうところでした。白音がこの看板に気づいて難を逃れました(^^;
【2】というわけで、誰もいないことに不安を感じつつも登山を開始しました。開始すぐに満開のシロヤシオが出迎えてくれました。これを見てテンションも元通り。
【3】しかし、行く手を阻むのはこの笹薮です。これ、一応登山道のようです。前日までの雨のためか、ものすごく濡れておりズボンはびしょびしょ。笹に覆われて不明瞭な道を進みます。道に迷いそうでまた不安モードに突入。


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【4】しばらく歩くと満開のシャクナゲが目に飛び込んできます。
【5】そのころには道もこの通り。これなら安心です。笹薮で不明瞭な道は最初のほうだけでした。
【6】そしてこの日は花三昧です。写真はオオカメノキ。

 

 

 
【7】そして、シャクナゲの登山道。ずっとこんな道が続きます。ここはものすごくシャクナゲが多いです。しかもこの日は最盛期のようでした。
【8】足元には小さくてかわいいミツバオオレンも。
【9】しかし、梅雨に突入しているだけあって天気は悪いです。目指す山頂には雲がかかっています。

 

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【10】中腹ぐらいに上がった所で振り返ると大真名子山、子真名子山が雲の切れ間から幻想的な姿で浮かび上がっていました。しかし、この後すぐに雲の中に隠れてしまい、二度と姿を見ることはできませんでした。
【11】というわけでこの後は全く展望はなし。男体山を見たかったので、無理かな?とちょっと残念モード。しかし、ふと足元にピンク色のコイワカガミがかわいらしい花を咲かしているのを見つけました。
【12】そしてコイワカガミの群生。これを見たら展望がなくても大満足って気分になりました。上のほうはこれから咲き始めそうな群落が沢山ありました。最盛期はすばらしそうです。


 【13】そして、ここが多分今日の一番の難関の岩場。霧で濡れているので慎重に。
【14】そして第二の難関の薙。ざれているので歩いて崩してしまいそうです。このような崩壊地を2箇所渡ります。
【15】奥の崩壊箇所にはツガザクラが沢山咲いていました。
 

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【16】花畑(地名です)に到着。霧で視界がありません。いかにも迷いそうな雰囲気。また不安モードに突入。
【17】花畑という地名にもかかわらずここにはなにも咲いていませんし咲きそうにもありません。笹原が広がっているのみです。
【18】花畑を過ぎて森の中に突入すると白い小さな花が咲いていました。セリバオウレンかな?


【19】そして大きな岩のほとりに小さなお地蔵様がいました。
【20】と、突如雪の壁が行く手を阻みます。前日までの雨のせいなのか足跡もありません。ってことは今日はここを誰も通っていないのですね(^^;
【21】分岐に到着。高徳牧場からの道もあるので山頂には人がいるかな?とちょっと期待。とにかくここまで誰にも会っていません。こんなこと始めてなので初心者には不安なのです。
 

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【22】しかーし。どう見ても誰もいない山頂。視界もなし。展望もなし。
【23】山頂の看板です。山頂二人り占めです。
【24】バナナを食べて小休止。若干霧が晴れてきました。しかしやはり誰も来ない寂しい山頂。

 
【25】少し粘っていたら雲が切れて少しだけ下を覗くことができました。でもこれが限度。やはり男体山を含めて近隣の山々は見えずじまいでした。
【26】午後に用事もあるので早々に山頂から退散。花畑まで戻ってくると登りのときよりは霧が晴れていました。一本みちですね。これなら迷う心配もありませんでした。
【27】行きの時に気がつかなかった新薙の中央の大きな岩にあった表札。
 

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【28】梅雨なのでこんな巨大ナメクジも姿を見せました。危うくナメクジごと木を掴んでしまうところでした(^^;
【29】両脇にシャクナゲの咲く急坂を下っていきます。上のほうはまだつぼみも残ってたので来週ぐらいも楽しめそうですね。この後、難関の岩場を過ぎた所でこの日始めての人に会いました。ご夫婦連れで花畑に何か咲いていたか聞かれましたが、咲いてなかったと教えてあげるとこれ以上行くのをやめようかと考えている様子でした。薙ぎにはツガザクラが沢山咲いていたことを教えてあげましたがその後どうしたでしょうかね?
【30】最後に男体山も顔を見せてくれました。山頂にかかった雲はどいてくれませんでしたが。今回はいろいろ花を楽しめてほんと大満足でした。特にシャクナゲはすばらしい。圧巻の咲きっぷりです。こんなにすばらしいのに人が少ないのはもったいないですね。駐車場に戻ると車は2台。1つは先ほどのご夫婦の物ですね。今日、この山に入ったのは我々とこのご夫婦の4人だけだったのでしょうかね?

 

■駐車場情報■

登山口脇の砂防ダム(?)前の空き地に4〜5台分の駐車スペースがある。

 

■登山道のコンディション■

登山道に入ってすぐ笹薮の中に突入する。前日の雨でかなり濡れていたので藪漕ぎでズボンがかなり濡れてしまった。道が不明瞭なため道に迷いそうで不安になったが、笹薮漕ぎの部分はそんなには長くなく、すぐに明確な登山道になったため一安心。新薙付近は崩れやすそうであり慎重に通過した。岩場もこの日は雨で濡れていたので下山時はとくに慎重に通過した。花畑以降に40〜50センチぐらい(深いところは1mぐらいありそうだった。)の残雪があったが平地部分のみ。あまり人が通らないためか踏跡が不明瞭であった。しかし、この日は凍っていたり解けていたりしておらず雪がしっかりしていたので、歩きやすく軽アイゼンも不要であった。

 

■膝日誌■

対策:トレッキングタイツ・軽登山靴

痛みの度合い:★★☆☆☆

午後から用事があったため少し急ぎ気味に歩きました。そのためいつもよりは膝を注意しないような歩き方をしていたと思います。下りの中盤で違和感を感じて、少し痛みも出ましたが、行程が短かったので持ちこたえました。

 

 
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